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水をめぐる小さな旅
旅の道草 通潤橋

阿蘇からの水が生まれる里 「白水村」

およそ3万年前、激しい火山活動で誕生した支笏湖はカルデラ湖。足を伸ばして千歳川の源を訪れてみたい。外輪山、風不死岳の西南麓に、小さいが神秘的な谷がある。茶色、モスグリーン、薄緑……と絵の具を溶いたような色調に覆われる岩肌は、よく見ると、さまざまな苔が密生。幻想的である。ひぐま共生のちなので、鈴を持参して鳴らしながら歩くのがいいかもしれない。


南阿蘇を眺める宿 「白水高原ホテル」

毎日、しぼりたての牛乳を生かして作られるモッツァレッラチーズの新鮮な風味は、ちょっとびっくり。チーズ1個につき牛乳は1.2〜1.3キロも使うそうだ。独学で作りはじめ、チーズをおいしく食べる提案をしたいとレストランも始めた。6種のピッツァはどれもモッツァレッラを使って、これがまたとびっきりの美味。

Tel・Fax:0123-39-2546

【高冷地の棚田で育つ香気 「矢部茶」】

花の街として著名な恵庭。その推進役は、本誌1998年7月号でご紹介した内倉真裕美さん。子どもたちが誇れる町にしたいと、取り組んだ花活動の輪は、さらに広がって「きゃろっと」では恵庭の花の庭を紹介。北海道のオープンガーデンの花マップも制作、販売している。花を見た後、手製のグリーンカレーで一休みもいい。

TEL:0123-36-4549
眼鑑橋の文化に触れる 「石匠館」
恵庭でとれない野菜を探すのは大変だといわれるほど、その種類は多い。写真のエルシーメロンは、恵庭の育種研究家が開発したメロン。糖度が高く日もちがいい。メロンは8月で終了だが、かぼちゃ、じゃがいも、年末にはゆり根、5月のアスパラなどが販売される。

TEL:0123-36-5456

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