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『ミセス』2002年4月号掲載
指導と調理・脇 雅世
撮影・白根正治 |
鉄や銅、アルミ、ステンレス、樹脂加工など、フライパンにはさまざまな種類があります。
第四回めは、料理研究家の脇雅世さんに、素材や調理法に合わせたフライパンの使い方を教えていただきました。代表的な鉄とフッ素樹脂加工を中心にご紹介します。 |
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熱伝導率はアルミや銅に劣りますが、高温に強く、耐久性に優れています。正しい使い方をすれば油分を程よく吸収し、ステーキやソテー、クレープなどを香ばしく焼き上げることができます。焦げたりさびついても、再生できるのが魅力です。
フッ素樹脂加工の中でもおなじみの「テフロン」は、デュポン社のブランド名で、耐久性の高さによって五段階の種類に分かれています。手入れの楽なフッ素樹脂加工は、熱の伝わり方が均一で、こびりつかないのが特長。油も少量でよく、弱火から中火の調理に適しています。また、商品によっては加工し直すこともできます。
四人家族の場合、ハンバーグが一度に二枚焼けて、いため物にも最適な、直径二四〜二六センチをそろえておくと便利でしょう。
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