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 おろした蓮根に白玉粉を加えて調味し、繭形にしてからりと揚げた一品です。蓮根はおろし金の粗い目で、大根と同様におろします。冬の蓮根は身がしまっているので、むっちりとした食感が楽しめます。さめ皮おろしでおろした生のわさびを添えて。
【材料(4人前)】
蓮根(太めのもの)200g(酢少々)、白玉粉大さじ2〜4(蓮根の水気によって加減する)、とき卵小さじ2、砂糖小さじ1、塩少々、ゆり根、栗の甘露煮、ぎんなん各適宜(酒適宜、塩少々)、揚げ油、あん〔だし汁1カップ、砂糖小さじ2、しょうゆ大さじ11/2、みりん大さじ1、かたくり粉小さじ2。わさび少々。〕
【作り方】
1. 蓮根は、皮をむいて酢水につけておく。
2. ゆり根は、1枚ずつはがしてよく洗い、酒を加えた熱湯で下ゆでする。栗の甘露煮は小さめに割っておく。ぎんなんは、殻を割って塩を加えた熱湯でゆで、薄皮をむく。
3. 1の蓮根をおろし金の目の粗いほうでおろし、白玉粉を少しずつ加えながら蓮根の汁で溶くように混ぜ、とき卵、砂糖、塩で味を調えて、2を加える。7〜8等分の繭形に整え、なべ底につかないように下の部分にかたくり粉少々(分量外)をつけて、170℃の油で揚げる。
4. あんを作る。なべにだし汁を入れて火にかけ、砂糖、しょうゆ、みりんで味を調え、水で溶いたかたくり粉でとろみをつける。
5. 器に3を盛り、写真のように酒と塩で煮たさいまき、ほうれん草の煮びたしを添え、あんをかけて、さめ皮おろしでおろした生のわさびをのせる。


 鬼おろしでざっくりとおろした大根を、節分の福豆、酒かすで煮込んだ栃木の二月の郷土料理。
【材料(4人前)】
大根400g、にんじん40g、油揚げ1枚、塩ざけの頭1尾分(または、さけの切り身2切れ)、昆布15cm、福豆(薄皮をむく)1/2カップ、酒かす100g、酒大さじ1、砂糖小さじ1/2、しょうゆ小さじ1、塩小さじ1/4、酢小さじ2。
【作り方】
1. さけの頭は、食べやすく切り、ゆでこぼしておく。
2. 大根は鬼おろしでおろす。にんじんはいちょう切り。油揚げは熱湯を通して油抜きし、小さめの短冊切りにする。
3. なべにさけの頭、昆布、にんじん、水4カップを入れて火にかけ、煮立ってきたらあくを除いて、昆布を取り出す。福豆、大根おろしを汁ごと、油揚げ、酒かすを順に加え、中火で20分ほど煮る。
4. 酒、砂糖、しょうゆ、塩で味を調える。仕上げに酢を加えるとさっぱりとした風味になる。


 大根おろしを洗ってから甘酢でほどき、早春の雨混りの雪に見立てます。
【材料(4人前)】
大根、小柱、きゅうり各適宜(塩適宜)、甘酢〔米酢1/2カップに対して砂糖大さじ3〜31/2、塩小さじ1/4。ゆずの皮適宜〕。
【作り方】
1. 小柱は、たて塩(水2カップに対して塩大さじ1弱の割合の海水程度の塩水)で洗ってざるに上げ、大きい場合は、小さめの乱切りにする。きゅうりは、板ずりして小柱と同じくらいの小さめの乱切りにし、たて塩につける。
2. 甘酢を作る。米酢と砂糖、塩を合わせて火にかけ、砂糖と塩が溶けたら火を止め、そのまま冷ます(酢が強く感じられる場合は、大根おろしに加える直前にだし汁大さじ1を加える)。
3. 大根は、おろし金の目の粗いほうでおろし、さらしの四隅をつまんでひねり、流水でもみ洗いし、さらにひねって水気を軽く絞る。甘酢を少しずつ適量加えてみぞれ状にし、小柱ときゅうり、せん切りにしたゆずの皮を加えてあえる。




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