素材の持ち味を生かしたクラシカルな上海料理をベースに、“中国干し梅入り酢豚”のようにオーナーシェフの南俊郎さんが少し現代的な要素を加えた料理が魅力。合わせるのは、南さんの優しい味わいの料理に寄り添うセレクションのワイン。料理はア・ラ・カルトのみでボリュームも多めなので、ワイン好きを3、4人誘って訪れ、料理とワインの相性をあれこれ探りながら味わうのが楽しい。 東京・表参道駅に程近い路地の一角に、2016年7月にオープン。上海のマンションをイメージしたという店内は洗練された空間。料理をオーダーすればオープンキッチンから熱気や香りが漂い、気取らずに過ごせる店だ。 撮影・安田如水(本誌)/取材、文・はまだふくこ |
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18時〜24時(23時L.O.)。 日曜、祝日休み。要予約。 |
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東京都港区南青山3の10の40 フィオラ南青山ビル2F 電話 03-6804-6885 |
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写真上 “中国干し梅入り酢豚”2,800円。ほんのり香る黒酢と干し梅のフルーティな甘酸っぱさが相まった絶妙なひと皿。ワインとの相性もいい。
写真下 “大根パイ”(2個)1,400円。細切りの大根と金華ハムがサクサクのパイで包まれ、繊細な味わい。
グラスワイン850円から。ボトルワイン4,000円前後から。 コース(8,500円)は2名より、前日までの予約で受け付ける。 テーブル12席。 |
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