こぢんまり温かく、懐にも優しい割烹として愛されて8年になる「京料理 藤本」の藤本貴士さんが2軒目の店を洛中にオープン。本店がコースのみなのに対してこちらは一品で季節の料理あれこれを注文できる。つくりは3種盛りや7種盛りがあるが、これも一品の中から好みのものを盛ってもらえるのがありがたい。値段は全部明記され一皿600円からあるが、「極品」というラインナップには毛がに1杯やら黒あわび、干しこのこなど高級食材もそろい、その日の気分によってご馳走にも普段の食事にもできるのがいい。締めには月替りの和風ハンバーガーを。のどぐろやはもなどのフライに焼きたけのこ(春の場合)といった食材が合わされ、粋な味わいが楽しめる。 撮影・鈴木誠一/取材、文・関谷江里 |
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18時〜23時(最終入店。24時閉店)。 水曜、最終火曜休み。 予約が望ましい。 |
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京都市中京区押小路通寺町西入南側 電話 075-231-2508 |
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写真上 つくり7種盛合せ3,000円から(時価)。
写真下 毛がに4,500円、あわびとうにと白アスパラガス3,500円。
つくり、小鉢、焼き物、揚げ物、温物、極品、食事などそれぞれ10品ほどそろう。 ビール600円、日本酒800円から、グラスワイン700円から、ボトルワイン6,000円から。 ひととおり食べて一人数千円くらいから。 カウンター10席、全席禁煙。 |
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