東京・日本橋のオフィス街に昨秋オープンしたオステリア。イタリア各地の伝統の味をベースにアレンジを加えた料理の背景にあるのは、シェフの樋口敬洋さんがシチリアで料理修業を重ねた際の食体験。ハーブの使い方やナッツの舌ざわりや食感など、身近な食材でありながら調理法や組合せによって変わる新鮮な驚きや味わいを楽しんでほしいという。その料理一皿ごとにグラスワインがペアリングされているため、親しい人たちと訪れ和気藹々とワインと食事を楽しめる。さらに老舗製麺所である浅草開化楼と試行錯誤して共同開発した、シチリア特有の腰を感じるパスタも必ずオーダーしたい。 撮影・土屋 純(本誌)/取材、文・はまだふくこ |
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11時半〜14時半(13時半L.O.)、 17時半〜23時(22時L.O.)。 日曜、第1、第3月曜休み。 |
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東京都中央区日本橋小網町11の9 電話 03-6231-0831 |
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写真上 “名物!たこジャガ”2,800円。真だこ、じゃがいも、シチリア・トマトの煮込み。シチリアの郷土料理を明石産たこを使いアレンジ。とろりと煮崩れたじゃがいもと魚介のソースが相まって、後を引くおいしさ。
写真下 “黄色いイワシのソース 極太麺”1,500円。オリジナル極太麺のロマーナをたっぷりのサフラン、いわしとフィノキエットの濃厚ソースで。
昼はパスタ3種、各1,200円。全30席。 |
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