美食で知られるスペインのバスク地方。その西の中心の町、ビルバオ郊外にある三つ星レストラン「アスルメンディ」のシェフ、エネコ・アチャ・アスルメンディさんが手がけるレストランが今秋オープンした。ランチ、ディナー共に二つのコースを用意。全コースに共通する最初のおもてなし“ピクニック”からスタート。エントランス脇の“グリーンハウス”と呼ばれるスペースに通され、スタッフが運んでくる小さなバスケットに入った一口料理をつまみながらシェフの従兄弟が造るバスクの地ワイン、チャコリで乾杯。リラックスして食事への期待が高まったところで、ダイニングへと案内される。続くのはシェフのスペシャリテをベースに日本の食材を使った美食の数々。チャコリとともに堪能したい。 撮影・福田典史(本誌)/取材、文・はまだふくこ |
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12時〜14時、18時〜20時(共にL.O.)。 無休(土曜、日曜、祝日は問合せを)。 要予約。 |
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東京都港区西麻布3の16の28 TOKI-ON西麻布 電話 03-3475-4122 |
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共に夜のコースより一例。 写真上 “ピクニック(3品)”。コース共通の最初のおもてなし。“鰻のブリオッシュ”やお菓子仕立ての“チーズケーキ”などがバスケットの中に。
写真下 “トリュフ風味の卵”。卵黄の中にトリュフの香りのエキスを注入するシェフのスペシャリテ。
昼は5,000円と7,000円の2コース、夜は9,500円と13,000円の2コース。 |
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