本誌では載せきれなかったこぼれ話をご紹介します。

5月号 伊藤まさこさんの松本案内

アルプスの山々に囲まれた城下町、長野県・松本市。狭いエリアに、古い建物や文化施設、おいしいお店まで、ありとあらゆるものがぎゅっと詰まっているのが魅力です。伊藤まさこさんが松本に住んで5回目の春。まさこさんの感性に響くおいしいお店と松本土産を、地図付きでご紹介します。

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WEB連載バックナンバー

今月の取材ノート

半年ぶりの更新です。この度『伊藤まさこさんの松本十二か月』が本にまとめられることになり、
それに連動して『ミセス』5月号は『伊藤まさこさんの松本案内』を企画しました。
みなさんにぜひご覧いただきたく、ご報告をさせていただきたいと思います。

改めましてこの連載は、伊藤まさこさんの視点や暮らしぶりを通して、松本の魅力をご紹介してきたもの。2008年から2010年までの3年に渡りましたが、取材期間はさらに長く4年以上の時間を費やしました。季節が巡るごとに、私たちの興味も広く深く・・・。まさこさんのご提案のもとに、カメラマンの有賀傑さん、そして私の3人で、色々なものを見、食べ、町の人たちの話を聞き、私たちが素直に感激したものをページに表現しようと心がけてきました。

『松本十二か月』
(著・伊藤まさこ 1, 575円)

 

出来上がった一冊は、連載でご紹介した内容に新たなテーマを加えて再編集されています。製作の過程で最も頭を悩ませたのがテーマ決めでした。思い入れが強いだけに「これは外せない!でもページが足りない!・・・どうしよう?」この繰り返しで毎日が過ぎて行ったような気がします。今思えば、それほど話題に尽きない町が“松本”ということなのでしょう。おまけに新しくご紹介したいことも盛りだくさん。悩みに悩んで、そして心残りなく取材しきった一冊を、ぜひご覧いただければ幸いです。ちなみに“新たなテーマ”もお楽しみに。ずっと連載を見てくださった方にも新鮮に映るのではと思っています。

またこの本に連動して『ミセス』では、『伊藤まさこさんの松本案内 完全版』として、おいしいお店と松本土産を中心とした特別付録を製作しました。松本の魅力はなんですか?という問いに、いつもまさこさんは「まず来てみてください」と答えられます。確かに・・・私も取材で何度も訪れて魅了された一人でした。

 

『ミセス』 5月号
伊藤まさこさんの松本案内 完全版
おいしいお店と松本土産

山に囲まれた市内中心は、歩いてまわれるほど店同士が近い距離感。地図付きにしたのは、歩くことで、四季の移り変わりや湧き水の音、古い物と新しいものとが共存するなんともいえない雰囲気を感じ取ってもらえたら・・・という、まさこさんのたっての希望から。また個人商店の多い松本は、店の味、店の品そのものが、松本の思い出、松本土産、というわけです。

4月中旬、市内が桜で満開になるころ『松本十二か月』が発売されます。これを記念して4月29日〜5月8日まで『松本十二か月展』と題し、“伊藤まさこさんの松本土産展”と“松本十二か月写真展”が同時開催されることになりました。場所は、松本案内でもご紹介している、木工デザイナー・三谷龍二さんの店『10cm』です。松本土産は、まさこさんが地元の作り手たちと協力して考えた、期間限定のオリジナル。カメラマンの有賀さんも、膨大な写真の中からセレクトの真っ最中。色々なアイディアが飛び交って、なんだか楽しくなりそうな予感です。ちょうど“工芸の五月”で市内が活気づく時。ぜひ松本にお出かけください。

最後になりましたが、松本のみなさんのご協力も忘れるわけにはいきません。広く温かく受け入れてくださったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。みなさん本当にありがとうございました。

撮影・有賀 傑 /文・ミセス編集部

『松本十二か月』
(著・伊藤まさこ 1, 575円)

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本の出版を記念して

伊藤まさこさんの松本土産展と、松本十二か月写真展を同時開催します。
詳しい内容はミセス5月号をご覧ください。

日時: 4月29日(金)〜5月8日(日) 11時〜18時
会場: 「10cm」 長野県松本市大手2-4-37
電話: 0263-88-6210 http:10cm.biz

『ミセス』掲載号

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2010年

2009年

2008年

伊藤まさこさんプロフィール

いとう・まさこ
1970年横浜生まれ。文化服装学院で服作りとデザインを学ぶ。卒業後は料理や雑貨などのスタイリストとして数多くの女性誌や料理本で活躍。洋裁書や料理書、エッセイなど暮しぶりを紹介した本を出版し、持ち前のセンスや丁寧な暮しぶりで人気を集める。著書に『伊藤まさこの針仕事』『こはるのふく』(文化出版局)など多数。